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観音殿
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観音殿
観音殿は、万仏寺の開山の願力の聖宝を奉安している聖地で、 万仏寺を開山した学城和尚の夢を形にした場所です。一般的に観音殿は大慈大悲な心で衆生を救う観世音菩薩が常住する殿閣です。観音殿には、観世音菩薩だけではなく学城和尚の夢に現れた二つの福袋と、弥勒半跏思惟像と、釈迦如来の真身舎利が奉安されています。殿閣の前には法性偈法輪が造成されています。
観世音菩薩の両側にある福袋は、他の寺院では見られない不思議な形をしています。学城和尚の夢に現れた二つの福袋を形にして奉安したこの福袋は、智慧を象徴する文殊菩薩と、菩薩行を現す普賢菩薩の化身であり、功徳と福徳を意味しています。福袋の前で祈祷をすると智慧を得て、菩薩行を実践し功徳と福徳を積み重ねられると信じられています。ここには学城和尚の、衆生に功徳と福徳を積み重ねられる殿閣を築きこの地に仏国浄土を建てるという願力がこもっています。
学城和尚の夢の中に福袋二つと共に、弥勒半跏雌雄像が現れたことから観音殿の裏に奉安しました。現に弥勒菩薩の化現は布袋大師、大きな袋を肩にかけて世の中を回りながら、人々に福を分けてあげました。どのようにすれば衆生に功徳と福徳を分けてあげられるかという思いが、学城和尚の夢に現れたものと考えられます。弥勒半跏雌雄像と福袋は、万仏寺の建立精神であり実践すべき徳目です。
法性偈法輪は、義湘大師(625~702: 華厳宗の開祖)の法性偈を刻んだ円筒型の法具です。 法性偈法輪は、チベットのマニ車から由来したもので、チベットの人々はマニ車を回しながら六字大明王真言である「オム・マ・ニ・ペ・メ・フーム」を唱えると、智慧を得て清浄な真理の世界へ入れると信じています。 法性偈法輪を回すのは、仏様の教えにより衆生の全ての悪をなくし、各自の願いがかなうように祈祷することでもあるのです。仏教はよく分からなくても仏様の教えを信じる全ての人々は、この法輪を回しながら願いを祈れば仏様の加被力により願いが成就します。
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