万仏宝殿  |   引灯大塔  |   梵鐘閣  |   石灯殿  |   観音殿  |   黄銅臥仏涅槃像

阿弥陀大仏  |   真身舎利  |   湧泉池  |   極楽道場
石灯殿 参拝 > 石灯殿
石灯殿は、観音殿の前に公園のように造成されている聖地です。観世音菩薩の立像を中心に両側に万仏石灯と幼子霊賀(水子霊)が並んでおり、その中に仏様の誕生を賛嘆する潅浴台があります。石灯殿は芝生が広がっている美しい公園で、家族ぐるみで様々な体験ができ、信仰心を育める場所です。
 
 
 
 
あまり大きくはありませんが、慈愛に満ちた微笑を発している観世音菩薩は、慈悲の化身であり現世の救世主です。左側に甘露水の瓶を持ち、花冠に阿弥陀仏を奉っている観世音菩薩は、世の中の苦痛を抱いているすべての衆生を見守っています。立像の高さは5mですが、その慈悲の心はこの世の中を全て包めるほど広大です。
 
 
 
 
 
「お釈迦様が直に灯火を灯しています」
夜の寺院に灯火を灯し参拝客に道案内するのがこの石灯です。一般の寺院では、石灯を大雄殿の前や一柱門などの道路の周りに建てていますが、万仏寺の万仏石灯は普通の石灯とは異なり観世音菩薩が直に灯火を灯して道案内をしています。万仏石灯の観世音菩薩は、昼は菩薩として衆生の苦痛を分かち合い、暗くなり始めると灯火を灯して人間の無知と無名を悟らせながら道を案内します。万仏石灯と蓮花座台に灯火が灯ると、観世音菩薩は幻想的な姿を見せます。
 
 
 
 
 
「まあ、可愛らしい、誕生仏ですね」 潅浴台を訪れた参拝客の第一声です。
潅浴台では、釈迦誕生仏像が小さな浴槽の真ん中にいて、右手で空を指し、左手で地を指している姿をしています。潅浴とは、釈迦誕生の時、清らかで汚れのない甘露水で赤ん坊のお釈迦様の体をきれいに洗った儀式からきたものです。潅浴は主に釈迦誕生日の儀式として行われています。 潅浴を通じ己の体と心を清らかにすることを誓願するように、石灯殿の前に潅浴台を建てました。
 
 
 
 
 
子供が赤い帽子をかぶっている姿をしている像を見て、多くの参拝客は「本当に可愛らしい。子供がキャンディーを持っている」と言います。本当に可愛らしく思わず手にとってみたくなるほどです 。しかし、そこにはこの像を建てた人々の辛く悲しい思いがこもっています。幼子霊駕は、この世との縁を実らせることの出来なかった水子の姿を現したものです。この世との縁を花咲かせることのできなかった霊魂ですが、極楽往生を祈願し、さらには人々が懺悔を発願するために建てられた像です。
 
 
 
万仏会本部 : Tel +82-53-217-0101    Fax +82-53-756-8382
住所 : 慶尚北道永川市コジ里山46番地・永川万仏山万仏寺      Tel +82-54-335-0101     Fax +82-54-334-8900
E-mail : Lotus @ Manbulsa.org   
Korea English China